『RGPJワークショップ 2019 冬の陣 ―RGPJ Workshop 2019 Winter ―』

2020/01/23

 

毎年、ゲネプロ研修生の手技力と知識の強化を図るべく、夏と冬のそれぞれに開催されてきたワークショップですが、今回の舞台は、岐阜県にある市立恵那病院。

 

今回も大変有難いことに、病院側のご厚意で会場や設備をご提供していただいたほか、事前の準備などにも多くの方々から一方ならぬご協力を賜りまして、無事にワークショップを開催することができました。

 

 

この場をお借りして、改めて心より感謝を申し上げます。

 

 

 

昨年の夏に開催されたワークショップでは、「産科」と「外科」、そして「麻酔科」と「整形外科」に的を絞った研修が実施されましたが、今回のワークショップで焦点が当てられたのは「産科」と「在宅医療」、「眼科」そして「耳鼻咽喉科」。

 

前回と同様に、各科における専門医の先生方を指導医としてお招きし、二日間にかけて非常に実践的で丁寧な指導を行っていただくこととなりました。

 

 

 

以下に、当日の様子を簡単にご紹介いたします。なお、下の画像はすべて、クリックしていただけると画像全体をご覧になっていただけます。

 

 

 

一日目

 

【開会式】

 

ゲネプロのチーフメンターを務める山口 卓哉先生による開会の挨拶から、ワークショップは開幕。

 

その後、今回のワークショップにおける立役者の一人でもある恵那病院の伊藤 雄二先生に同病院について紹介していただき、実際に院内の見学もさせていただきました。

 

 

 

 

【産科】講師:伊藤 雄二先生・山口 純子先生

 

初日の前半戦を飾る「産科」の実習は、恵那病院の産婦人科における “レジェンド” 的存在の伊藤先生と、今やすっかりゲネプロのワークショップには欠かせない存在となった山口 純子先生がタッグを組み、実践的に指導してくださいました。

 

両先生による指導の下、研修生たちは実際に模型や器具を使いながら、新生児の取り上げ方や関連する処置の方法などについて、学びを深められたようでした。

 

 

 

 

【在宅医療】講師:児玉 崇志先生

 

一方、後半戦の科目となった「在宅医療」の時間では、岐阜県の若き総合診療医として第一線で活躍中の児玉 崇志先生が講師を担当されました。

 

在宅医療の現実や実情について、児玉先生の実体験を交えながら語られる講義に真剣に耳を傾ける研修生たち。

 

 

実習の中では、二つの班に分かれてのグループワークも行われましたが、全員がお互いに協力し合って課題に取り組む姿がとても印象的でした。

 

 

 

 

【懇親会】

 

また、初日の夜には懇親会も開催。

 

指導医や研修生の先生方はもちろん、ワークショップに参加した全員が一堂に会することとなりましたが、乾杯の音頭を代表して伊藤先生にとっていただき、和やかな雰囲気の中で宴は開幕こととなりました。

 

 

そして懇親会では、研修生による自己紹介の時間も。

 

一人ずつ順番にお話していただきましたが、「人の数だけドラマがある」とはよく言ったもので、先生方のことをより深く知れる貴重な時間となりました。

 

 

 

 

 

二日目

 

【眼科】講師:石井 恵美先生

 

そして、二日目のセッションは、石井 恵美先生による「眼科」の実習からスタート。

 

眼科専門医から漢方専門医への転身を果たした異色の経歴をお持ちの石井先生には、先日もウェビナーに登場していただき、眼科の手技について熱弁を揮っていただいています。

 

 

今回も熱の入った指導となり、実際の画像を確認しながら、多種多様な眼科の症例について次々と症例検討を行う「眼科症例100本ノック」に挑む研修生たちの姿は、真剣そのものでした。

 

 

 

 

【耳鼻咽喉科】講師:田辺 福子先生

 

二日間にわたるワークショップの最後を締めくくったのは、「耳鼻咽喉科」のレクチャー。今回は、ゲネプロ代表の齋藤先生と親交の深い耳鼻科専門医の田辺 福子先生にご協力いただきました。

 

 

実習の中では、研修生同士でペアを組み実際に互いの診察を行ったり、模型と器具の使い方を学びながら、鼻出血への処置や耳の異物除去などの方法について実践的に訓練。

 

特に、文房具としてお馴染みの小さな金属製のクリップを活用して耳に入り込んでしまったBB弾を除去する実習において、苦戦しながらも楽しげにする研修生たちの様子は、傍から見ていて何とも微笑ましかったです。

 

 

 

晴天の下、晴れやかな表情でワークショップは閉幕

 

 

そうして全ての実習を終えた後、最後に「天照大神の降誕した地」として伝説にも残されている恵那山を背景に全員で集合写真を撮影して、ワークショップは無事に閉幕。

 

 

前回に続き今回も、指導医の先生方をはじめ本当に多くの方々にご尽力いただいたほか、全力で真剣に実習に取り組んでくださった研修生の先生方のおかげもあり、ワークショップを成功させることができたように思っております。

 

改めまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

First of all, we would like to deeply appreciate every kind of supports and cooperation to us from everyone who have engaged in holding the workshop the other day!

 

 

All thanks to you, the workshop that aimed to improve the skills and deepen the knowledge of doctors participated was successfully finished, again!!

 

We have no adequate words to express our appreciation.

 

 

 

By the way, this time we held the two-day workshop in the Municipal Ena Hospital, Gifu prefecture.

 

Also, all the registrars who participated in it received lectures and training about four different subjects from experienced specialists of each.

 

 

For your information, the gist of the workshop’s programs are as follows:

 

 

 

Day 1

 

Session 1: Gynecology and Obstetrics

Session 2: Home Care

 

Day 2

 

Session 3: Ophthalmology

Session 4: ENT

 

 

 

At the end of the workshop, we took a group photo against the backdrop of the Mt. Ena, which is referred in Japanese ancient mythology. Fortunately, anyone in the photo looked so confident and fulfilling, indeed.

 

 

Actually, the end of the RGPJ training program is surely approaching now.

 

We hope from the bottom of our heart that every registrars will be able to grab something important for themselves and their future as much as possible.

 

 

 

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