『ウェビナー報告日誌 2021「G’day Mate」編 vol.4 ― フリーディスカッション ―』
オーストラリア人のネイティブ講師であるジャスミン先生と一緒に、海外でも通用する “生きた” 英会話力の習得を目指すオンライン英会話ウェビナー『G’day Mate』。
本年最後のセッションとなった今回は「フリーディスカッション(自由討論)」の時間となり、各自思い思いに自分の経験や考えを伝え合いながら、たっぷりと英会話を楽しむこととなりました。
なお、 ”フリー(自由” とは銘打たれつつも、「オーストラリアについて知りたいこと」や「実際にカルチャーショックを受けたこと」など、主に「海外と日本との文化的な差異」やそれに関連した「気付き」や「疑問」などに焦点が当てられることとなった今回のセッション。
その中では、実際に研修生の先生方が海外で経験して驚いたり困ったりしてしまったエピソードが幾つも共有されることとなりましたが、ただ単に「経験の共有」に終わるのではなく、その背景にある事情や要因などについても議論が交わされました。
また、フィリピンやカンボジアなどの諸外国で医師として勤務されていた経験をお持ちの研修生方かは現地での医療や生活などについても語られましたが、まさに笑いあり驚きありの「カルチャーショック」と言うべきその内容に、誰もが興味深げに耳を傾けることとなりました。
設定されたシチュエーションや役割という “制約” によるサポートの受けられる「ロールプレイング」よりも、「フリーディスカッション」の方が、何の制約もない分だけかえって余計に難しいと言えるでしょう。
しかしながら今回のセッションでは終始、英語での会話を楽しめるだけの「余裕」を見せていたように見受けられた研修生の先生方。
もちろん気心知れた内輪での「練習」と現場での「実践」とでは色々と勝手も異なることでしょうが、それでも初めてセッションに参加された時に比べると、「英語で話す力」の明らかな成長を実感できるものであり、とても良い一年の締め括りとなった時間でした。
We again conducted the “G’day Mate”, a regular monthly webinar for developing English conversation skills and knowledge on Australian cultures, the other day.
It was the last session in 2021 and we fully enjoyed “free discussion” throughout the session under the theme of “cultural differences”.
Actually, it seems to be true for majority of English learners that discussing freely with others is more difficult than talking with others in the role-play.
The “constraint” such as roles and settings could show them a kind of guideline about how to choice the words and topics when they talk in English.
In that sense, no registrars had any guidelines in that session. However, everyone proactively express their opinions and share their experiences in English without any hesitation.
For that matter, it seemed that the registrars were not only positive but also having room to breath in communication with others.
Of course, there seems to be differences between training and practice to a greater or lesser.
Nevertheless, it seemed that every registrars had clearly been successful in enhancing their English skills when compared to their former self. The session made us realize the steady growth of the registrars.