『ウェビナー報告日誌 2020「G’day Mate」編 vol.3 ― 日本とオーストラリア ―』
海外での診療にも対応できる英語力の獲得を目指し、毎月異なるテーマに基づいて実践的なトレーニングを行う『G’day Mate』。
前回のレッスンで、研修生から「GPの現場における日本とオーストラリアとの違い」に関する質問が出たことを受けて、今回のテーマは「日本とオーストラリアとの比較」となりました。
今回のために予め用意されていた「オーストラリアにおけるGPの現状」に関するスライド資料を参考にしながら、時事的なトピックとして「COVID-19」による医療現場への影響などの話も交えつつ、日本とオーストラリアとの比較を行いました。
なお、今回のレッスンにおいて、「日本の医療現場の状況に関する簡単なインタビューに英語で応じる」訓練が課されることとなった研修生。
いつもと少し異なる形式でのレッスンになりましたが、誰もがすぐに順応すると、時に言葉に詰まったり表現を探したりしつつも、医療の最前線で働く先生方ならではの “生きた情報” を互いに共有し合うことができていたようでした。
そのほか、今回のレッスンには、米国ウェスタン・ミシガン大学院学際的評価学博士課程に在籍中であり、「RGPJ」のプログラム評価を担当してくださっている津崎たからさんにもオブザーバーとしてご参加いただきました。
津崎さんには、今期プログラム修了後に、将来的なプログラムの内容および質の改善に向けた客観的なプログラム評価を行っていただくことになります。
その一環で、研修生の先生方との個別インタビューも行われることになりますが、今回はそれに向けた良い “顔合わせ” となったようでした。
今年4月から始まった研修プログラムも、早くも今月でちょうど折り返し。
この半年間で各々の英語力にせっせと磨きをかけてきた先生方が、残り半年間でどこまで磨かれることになるのか、今からとても楽しみです。
Last night, we conducted the G’day Mate, a regular monthly webinar aimed at acquiring practical English-language skills and enhancing it through conversation-based training.
This time, we invited Ms. Takara Tsuzaki, who had been working for Interdisciplinary Ph.D. in Evaluation at Western Michigan University, as a observer and this was their first meeting.
For your information, Ms. Tsuzaki had cooperated with Genepro in program evaluation of RGPJ for future improvement of our training programs’ quality and she is to conduct personal in-depth interviews with registrars after they have finished our program.
To return from the digression, we set a theme for the session yesterday: comparisons in medical settings between Australia and Japan. Interestingly, the lesson was conducted not with a role playing method as usual, but in a form of interviewing.
Actually, each of registrars endeavored to answer the question about the current healthcare settings in Japan, while they sometimes stumbled over their words. Finally, they all seemed to be enjoying the interview.
In the middle of lesson, the conversation naturally moved to COVID-19 and its impacts on medical settings in both countries. Every registrars listened attentively and curiously to the differences of circumstances between Australia and Japan.