三重県 『潮騒』の舞台

我が家には、1964年頃に発行された筑摩現代文学大系がある。 69巻からなる明治維新以降の日本文学作品の全集で、 読書好きの母親が購入した。   今は本棚の数段を占有しほとんど取り出すこともないが、 10代の頃は頻繁に世 […]

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諸行無常

異変に気づいたのは10年以上前のことである。 一週間沖縄に行き、自宅に戻り冷蔵庫を開けると、 そこには納豆が17個と牛乳が6本。 食材で冷蔵庫は溢れていた。   当時私は両親と3人で暮らしていた。 家が山の中腹 […]

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徒然なる山梨紀行

上九一色村。 この名を覚えていますか。   オウム事件で一躍全国にその名を轟かせた。   25年ほど前、富士山麓をドライブした時に、 異様な建造物が目に入り、車から降りその建物を覗き込んだ。 そのとき […]

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もみの木は残った

2015/10/31

福島県郡山市に、順天堂大学野球部の後輩、福井謙がクリニックをオープンした。 その名も「もみの木クリニック」。   「マジ真剣に勉強したいっす」 研修医になったばかりの頃に言った福井の言葉は力強かった。 もう10 […]

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活動記録

  2015年 9月-10月 オーストラリア、バヌアツ共和国視察 カナマラ地元紙にインタビュー記事 ACRRM、RMA15にて発表。インターナショナルセッション。 9月 ハフィントンポスト、 coFFee do […]

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高知県 柚子の里馬路村

今回も恒例のお出迎え人形が、 役場の前のバス停に座っていた。 粋な演出である。   演出家は役場の木下彰二さん。 柚子を思わせる爽やかな人物である。   屈託のない笑顔は、人はこうあるべきだと教えてく […]

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ケアンズ観光地の視察?

2017年はケアンズがすごいことになります。 下記の3学会総会が4月30日から5月3日まで開催されます。 つまり世界中のへき地や離島で働く医療関係者が集結します。 これは世界初ですし、このホスト役を勝ち取ったACRRMは […]

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Cairns Hospital

ロックランが麻酔科の専門研修で1年間過ごしたケアンズ病院。 周囲の離島からの搬送も受け入れる地域の中核病院です。 あまり大きすぎると、へき地マインドが失われるとのこと、300-500床くらいがベストのようです。 &nbs […]

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群馬県 昭和慕情

先日友人が企画したセミナーに参加するため、軽井沢に向かった。 「軽井沢に行くならあの場所に寄ろう」 1985年8月12日、死者520人を出した日本航空123便墜落事故現場の上野村。 当時私は25歳だった。 4人の生存者が […]

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Stars in Vanuatu

2015/10/02

『バヌアツの星』 キューバの医学部を卒業して、母国バヌアツに医師人生を捧げる研修医たち。 バヌアツの大きな宝である。 彼らは救急医学に非常に興味を持っており、いつか日本に留学したいと、力強く夢を語ってくれた。 Stars […]

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