『ウェビナー報告日誌 2021「Registrar’s Lecture」編 vol.4 ― クリスマス特別企画 ―』

 

医療のことだけにとどまらず、一人の「研修生」として情報の共有、悩みの相談、意見の交換などを行う ”研修生の、研修生による、研修生のためのウェビナー” 、『Registrar’s Lecture』。

 

年内すべてのウェビナーにとっても “締め括り” となった今回は、ゲネプロ代表の齋藤 学先生が壇上に立ち、『クリスマス特別企画』と題した講演が行われることとなりました。

 

 

 

 

 

『Rural Generalistとは』と銘打たれたミニ講演で幕を開けた今回。

 

「離島におけるプライマリケア」というテーマに沿いながら島での医療の現状や課題、離島におけるプライマリケアなどについて、実際に甑島で離島医療とへき地医療の最前線に立たれている齋藤先生だからこその意見や視点を交えつつ、ざっくばらんにお話しいただきました。

 

 

 

また今回、『クリスマス特別企画』の一つとして、「研修生による今後の夢・目標の発表会」の時間が設けられました。

 

研修生の中から代表して三名の先生方に、下記の『5W1H』に沿うような形で、これからの夢や目標について発表していただきました。

 

 

 

 

  Why(そもそもなぜ?)

 

  Who(誰に?)

 

  What(何を?)

 

  Where(場所は?)

 

  When(いつから? いつまでに?)

 

  How(どうやって?)

 

 

 

 

『宇宙飛行士になりたい』、『オーストラリアで医師として働いてみたい』、『オーストラリアに永住しつつ発展途上国にも関わっていきたい』。

 

それぞれの夢や目標について語る先生方は一様に少し気恥ずかしそうではありましたが、その表情はそれ以上に明るく、楽しそうにお話されていた様子が印象的でした。

 

 

そのほか、プログラムの中盤では、ゲネプロスタッフによる『ミニコンサート』の時間も設けられ、披露された「クリスマス」にちなんだ楽曲に耳を傾けながら、皆でクリスマス気分を穏やかに堪能することとなりました。

 

 

 

そして、ウェビナーを締め括る最後のプログラムでは、齋藤先生から「クリスマスプレゼント」として、『齋藤先生がこれまでお世話になってきた方々から頂いた金言』が研修生の先生方に贈られることとなりました。

 

以下に、一部抜粋してご紹介いたします。

 

 


 

 

 

『新しいことをはじめるときは、川を上りなさい。海を渡りなさい。』

 

──武田 裕子教授(順天堂大学)

 

 

 

『お前はまだ南極なんて言っているのか? 一番のへき地は火星だよ、火星。』

 

──ジェフ・エイトン(ACRRM 南極部門ディレクター)

 

 

 

『ひとつのへき地を見たら、それはひとつのへき地を見たに過ぎない。これには真実と危険が含まれている。』

 

──ポール・ウォーリー(へき地医療長官)

 

 


 

 

紹介された金言は、どれもそのまま齋藤先生から研修生に向けた『アドバイス』であり「応援のメッセージ』というものばかり。

 

研修生の先生方はもちろん、ウェビナーに参加された全員が互いに、来る2022年へのやる気と気合いを高めつつ、今年最後のウェビナーは和やかな雰囲気の中で幕を下ろすこととなりました。

 

 

 

 

 

 

 

The Registrar’s Lecture, a webinar for registrars to share, discuss, consult anything with each other in order to let their training at the hospitals fruitful as much as possible, was again successfully held, last week.

 

Actually, that was the very last session of the entire RGPJ webinars for this year and it was conducted under the title of “Christmas Special Session”.

 

 

 

The session began with the mini-speech by Dr. Manabu Saito, the director of Genepro.

 

In the speech, he talked about what the Rural Generalist is, introducing current conditions and challenges of healthcare in Shimo-koshiki island where he had currently been working.

 

 

 

In the middle part of the session, we asked the registrars to talk about their dreams or goals for the future. They shared their passion respectively and were energized with each other.

 

Moreover, we held “mini-Christmas-concert”. A member of our staffs played some Christmas songs by piano and everyone enjoyed the mood of holy night.

 

 

 

In the last part, Dr. Saito gave a “Christmas present” for the registrars. That is to say, he presented the messages that he had been given from his mentors and inspired so much to the registrars.

 

Every messages were indeed the encouragement for the registrars from Dr. Saito. Everyone shook themselves up for the next year and the session dropped a curtain in a very positive atmosphere, fortunately enough.

 

 

 

 

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