『ウェビナー報告日誌「G’day Mate」編 vol.1 ―「腰痛」と「背部痛」を診る―』

 

栄養学の専門家でオーストラリア出身のジャスミン先生によるオンライン英会話レッスン『G’day Mate』、今月のテーマは「腰痛(lumbago)」と「背部痛(back ache)」。

 

今回のレッスンでは、「医師」役と「患者」役にそれぞれ分かれてペアを組み、実際の診察を想定したロールプレイングを行い、実践的な英語によるコミュニケーション能力の強化を図りました。

 

 


ジャスミン先生の紹介映像
 

 

レッスンが始まったばかりの頃は、参加された研修生の先生方に大なり小なりの「英語を話すことに対する照れ」のようなものも見受けられましたが、いざロールプレイが始まると、雰囲気は一変。

 

英語に対する照れや抵抗感のようなものが目に見えて薄れていく様子が、とても印象的でした。

 

 

 

また、どの回もそれぞれに見所があって面白かったのですが、途中ジャスミン先生が医師役を務めた回では、「私は医者ではないから、原因の特定に必要な質問がこれ以上思いつかないわ。誰か手伝ってください」と、観客となっていた先生方に助力を求める一幕も。

 

 

救援要請を受けた大野先生と湊先生が、患者役の牛場先生に英語で更なる質問を重ねた結果、二人は痛みの原因を「腎臓結石」と推定しましたが、ロールプレイ終了後の “答え合わせ” では、見事その見立てが正解だったことも判明。

 

そして、牛場先生による腎臓結石に対する処置について、英語で解説を試みる時間なども設けられ、ロールプレイングとはまた異なるアプローチでの英会話トレーニングも行われました。

 

 

 

その後も、オーストラリアから帰国されたばかりで途中からレッスンに参加された米原先生が急遽、患者役として参戦。今度は医師役となった牛場先生に「腎臓結石」の症状を訴えるという微笑ましいハプニングなどにも見舞われつつも、今回のレッスンは大団円を迎えました。

 

 

 

 

優しくて明るく褒め上手のジャスミン先生が率先して研修生たちのサポートをしてくださることもあり、レッスンは笑顔と笑い声の絶えない時間となり、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

 

英語に対する苦手意識の特に強いと言われる日本人とのレッスンにおいては、「英語を話すことに抵抗感を覚えさせない環境づくり」が非常に重要だと言えますが、傍から見ていて思わず自分も参加したくなってしまうほど、参加されている先生方は楽し気な様子でした。

 

 

 

なお、次回のレッスンでは、ロナルド先生の『GP Road Map』で今後使用する予定の資料を題材にして、予習も兼ねたロールプレイングを行い、英語力と知識の実践的な強化を図る予定です。

 

 

 

 

 

The regular monthly online English conversation lesson, G’day Mate has been conducted the other day. Ms. Jasmine Millman from Australia, who has been an expert in nutrition, gave a lesson as always.

 

The main topic of the lesson was lumbago and back ache. In the lesson, all registrars endeavored to enhance their English conversation skills through role-playing, setting up a situation where a patient complain about pain in his/her back and the doctor see the patient.

 

 

To a greater or lesser extent, every registrars seemed to be shy about speaking English at first. Such a passive attitude, however, hid out somewhere rapidly and everyone began to communicate proactively with each other as soon as they actually started to play their role.

 

 

Actually, many of Japanese people have a feeling of being not good at English and usually tend to be really inactive in speaking English in front of others. So, creating comfortable atmosphere where they don’t feel any hesitation in speaking English should be really important in English conversation lessons with Japanese people.

 

In that sense, the lesson seemed to be perfect. Thanks to Ms. Millman and her cheerful and gentle character, every registrars always laugh and smile during all the lesson, even enjoying the conversation with others in English finally.

 

 

 

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