世界の舞台にて
~RGPJをWorld Summitで公式発表~
30ヵ国からRural Generalistが集まった”World Summit on Rural Generalist Medicine “にて、2年間の準備を経て4月にスタートしたRGPJを世界に向かって公式発表しました。
祝賀の歓声、応援の拍手の中、1期生6名、研修病院である上五島病院の八坂院長はじめスーパーバイザーの岸川先生、井上先生、リサーチのスーパーバイザーの許先生(台湾プーリー病院 家庭医療部長)、Advanced Skillsスーパーバイザーの伊藤先生、そしてゲネプロメンバーみんな壇上に上がりました。
スピーチの最後に齋藤がみんなを壇上に呼んだ時、まさかのスタンディングオベーションが起こりました。
10月にブリスベンで開催の RMA17 (Rural Medicine Australia)では、RGPJの半年経過を報告する機会をいただいており、「楽しみにしているからな!」とRGPJ立ち上げから見守っていただいた方々から肩を叩かれました。
会場の様子をぜひご覧ください!
【スクリプト】↓
Ruth Stewart, ACRRM President
世界へき地医療サミットにてRural Generalist Program Japanの船出を讃えることができました。日本のDr. Manabu Saitoはオーストラリアのへき地医療の仕組みを見聞きして、その仕組みや働いている医師こそが、まさに日本の離島へき地医療にも必要とされているものだと実感し、日本での立ち上げをスタートさせました。
Manabu Saito, RGPJ Director
日本には400以上の有人離島があり、だからこそ日本でもオーストラリア同様、真のRural Generalistが必要とされています。救急室や集中治療室、ドクターヘリなどの限られたスペースだけでなく、様々な場所つまり、地域全体で広く活躍できる医師の育成が必要なのです。
Ruth Stewart, ACRRM President
Manabuは非常に活力のある研修生を集め、彼らと一緒に日本のへき地医療を盛り上げて行くことでしょう。
Manabu Saito, RGPJ Director
我々は6名の研修生と一緒にオーストラリアに来れたことは非常に光栄なことですし、この世界へき地医療サミットでオーストラリアや世界各国の仲間の前で公式発表できたことは非常にうれしいことです。何よりも、会場のみなさんがスタンディングオベーションで祝福してくれたことにはとても感激しました。
Ruth Stewart, ACRRM President
これから Generalist Program Japanの研修生たちは、多くの技術を日本の離島へき地で身につけ、そして自分たちの愛する地域に還元することでしょう。とても素晴らしいことだと思っています。