『Dr.コトー、世界デビュー ―Dr. Koto Made His Global Debut at RMA17』
先日もお伝えした通り、オーストラリアはメルボルンにて開催されたへき地医療に関する世界的なカンファレンス「Rural Medicine Australia 17(RMA17)」に、「Dr.コトー」こと瀬戸上健二郎先生と共に参加してまいりました!
瀬戸上先生とACRRM会長のルース・ステュワート氏
実は、私のスピーチやプレゼンテーションに必ずと言って登場する瀬戸上先生の存在は、既に “Dr. Koto” としてオーストラリアのへき地医療界において広く知られつつありました。弛まぬ広報活動の成果、といったところでしょうか(笑)。
そして、ついに今回、狭い日本の小さな離島で長きにわたって研鑽を重ね続けてきた恩師を、世界のへき地医療を常にリードしてきたオーストラリアのお歴々に引き合わせることができた訳ですが、瀬戸上先生が壇上で堂々とスピーチされる姿を見た時などは、とても感慨深いものがありました。
なお、瀬戸上先生のスピーチの様子を収めた映像が、RMA17の公式ページ上に、カンファレンスのハイライトの1つとして掲載されています。
上の画像をクリックすると、当該ページにまで移動できますので、もしご興味があれば、そちらもご視聴ください。
RMA17による瀬戸上先生の公式インタビュー映像
また、RMA17においては、もう1つ非常に嬉しい出来事がありました。
何と、へき地医療において目覚ましい活躍や功績を残された方に対して贈られる賞「Fellowship Award」を、今年は「RVTS(Remote Vocational Training Scheme)」を立ち上げたパトリック・ギディングズ医師が受賞されました!
彼と、彼の立ち上げたRVTSには、私個人としてもゲネプロとしても非常にお世話になっており、つい先日にも、RGPJの第1期生たちと共に、RVTS主催のワークショップに参加させていただいています。
今回、2人の恩人が大きな注目と称賛を集める姿を目にでき、私自身、とても良い刺激をいただきました。心にエネルギーが充填された勢いで、今後も目標の実現に向けて邁進していけそうです。
Today, I participated in Rural Medicine Australia 17 (RMA17), the annual global conference of rural medicine, with Dr. Kenjiro Setoue, also known as Dr. Koto, as I had announced beforehand.
Actually, he has been a kind of famous person among the Australian rural medicine community as a result of my pushing PR activities. Haha.
Anyway, when I saw that Dr. Setoue made a global debut and a great speech at the venue, who had remained an irreplaceable rural GP for around 40 years in a tiny island of small Japan, I was filled with deep emotion.
Moreover, there was another good thing for me at the conference.
Dr. Patrick Giddings, who has been known as the founder of RVTS(Remote Vocational Training Scheme), achieved the Fellowship Award of the year!
I and our RGPJ(Rural Generalist Program Japan) had been getting a lot of assistance from him and RVTS, so his achievement made me happy.
Thank you for your participation, Dr. Koto! And, congratulations on receiving honor, Dr. Giddings!