『ウェビナー報告日誌 2024 vol.7 ― 「内分泌」 ―』

 

 

経験豊富な専門医によるレクチャーを通じて「総合診療医として必要な専門性」について学び、医師としての幅と深みに磨きをかけるための『Rural Generalist Program Japan(RGPJ)』研修ウェビナー。

 

今回の講義には、かつては自身も糖尿病・内分泌代謝専門医として『RGPJ』第5期に参加され、現在は沖縄県立宮古病院の総合診療科にて活躍されている堀井 三儀先生を講師にお招きしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

内分泌代謝領域において代表的であると同時に、総合診療領域とも重なる部分の決して小さくない疾患のひとつに「糖尿病」が挙げられるものと思われますが、堀井先生も当初、今回の講義では同疾患を取り扱うつもりでいたとのこと。

 

しかしながら、実際に同僚の若手ドクターたちに「内分泌代謝領域で知りたいことは?」と尋ねてみたところ「甲状腺が苦手!」という声が思いのほか多かったことを受け、今回の講義はあえて「甲状腺」に焦点を絞った内容となりました。

 

 

 

 

その道の専門家として「専門医に任せるべき領域」を明確に示しつつ、現役の総合診療医として「総合診療のカバーすべき領域」における実践的な対処法や考え方を、分かりやすく指導される堀井先生。

 

講義後に設けられた質疑応答の時間には質問も活発に飛び交うこととなり、いま必要な知識や見識をここぞとばかりに吸収し、しっかりと自身の成長へと繋げようとする研修生たちの、前向きな貪欲さが垣間見られるような時間となりました。

 

 

 

 

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