バヌアツの研修医たち
2015/09/30
バヌアツの研修医たち。
バヌアツには大学がないので、フィジーやオーストラリア、ニュージーランドで医学を学んで帰国する。
彼ら彼女らの輝きは凄まじい。
国を守る責任感と喜びを満面の笑みで受け止めながら、青い空と眩しい太陽の下で、十分に暴れ回っている感がある。
しかし、今日の研修医代表のスピーチ、そして未来に向かう彼らの歌声には痺れた。
カメラを持つ手が震えていたのは、私だけではないだろう。
サイクロン・パムからまだ半年しか経っていないが、確実に、着実に復興に向かっている。
朝の式典の後に、大統領に直接お礼を言う機会を得た。
サイクロン・パムの日本からの支援について、何度も「タンキュー・タンキュー」と両手で握手をして下さった。
日本の医学生、研修医には、是非彼ら彼女らと他流試合をする機会を得たいと思う。
下を見れば、広い大地や海で仕切られているが、上を見上げればみんな同じ空気を吸っている。
大きな樹の木陰でのランチは、沖縄の研修医たちとのビーチパーティを思い出した。