バヌアツに離島医療を学ぶ
~世界で一番幸せな国 バヌアツ~
オーストラリアの東側諸国のひとつ「バヌアツ」で、
WHOの職員として、James Cook大学の教員として、
そしてへき地医(Rural GP)として働くLachlan McIever(ロックラン・マクイバー)。
彼は“超”へき地で働きながらもPublic Health(公衆衛生)研究を継続し、
現在はACRRM(オーストラリアへき地医療学会)
Research Committee(研究者)の代表を務めています。
4月にクロアチアのドゥブロブニクで開催されたWONCA rural(世界家庭医療学会のへき地版)
で会い意気投合し、彼は「バヌアツをベースにへき地医を育てたい」と言うので、
「なら、俺は奄美群島をベースにへき地医を育てたい」
夢と夢がぶつかり合い、そして今やその実現への道を探っています。
彼は来年1月に来日します。
彼のバヌアツでのプロジェクトRocket+Ship Pacificを日本に紹介するためのジャパン・ツアーです。
また、9月末にはバヌアツで太平洋諸国の学会があり参加します。
http://pacifichealth.org.nz/programmes/
その後、実際に救急医としてバヌアツの病院で働きます。
期間は9月29日~10月10日までの12日間。
学生も、医療従事者の方も、休みが取れれば、是非ボランティアとして、
もしくは観光として遊びにいらして下さい。
以前、世界で一番幸せな国として選ばれたようですよ。
5月にはバヌアツの首相が、安部首相と首脳会談をしており、
日本もバヌアツをサポートしています。
また、バヌアツのサイクロン被害に世界中からサポートがあり、
プライマリケア先進国キューバからも医師の応援が来ているようです。
フィジーやミクロネシア、ニューカレドニアからも近い国です。
バヌアツと日本の離島医療。
Lachlan(ロックラン)とタッグを組み、離島で戦える医療者を育てる日も近づいてきました。