『「Dr.コトー」の脚本家 ―The Scriptwriter of “Dr. Koto”―」
先日、『Dr.コトー』の脚本家を務められた吉田紀子さんにお会いするために、夏休みの軽井沢まで足を運びました。
『北の国から』の脚本家、倉本聰さん主催の私塾「富良野塾」の第2期生でもある吉田さんとは、半年前に初めてお話する機会に恵まれて、お会いするのは今回が2度目。
吉田さんは『Dr.コトー』以外にも、数多くのヒット作を世に送り出していらっしゃいますが、初めて『Dr.コトー』の漫画を読んだ時に、原作者の山田貴敏さんに「他の人に絶対に渡さないで」とお願いしたとか。
「私ね、瀬戸上先生に、『ストレス溜まんないんですか?』って聞いちゃった。そしたらね、先生は寝る前に診療所で亡くなったおじいさんやおばあさんの名前を、1人ずつ思い出すんだって。そうしたら安心するみたいよ。」
そう言ってあっけらかんと語る吉田さんは、とてもさっぱりとした性格の持ち主。お話していて気持ちの良い方です。
いつか瀬戸上先生と吉田さんとのトークショーを開催できないか、などと密かに目論んでおります。
出来れば山田さんにも同席していただき、BGMには、『Dr.コトー』の音楽を手掛けられた吉俣良さんのピアノ演奏を。軽井沢朗読館を会場にしたらどうだろうか……。計画じみた空想は止まりません。
今はまだ単なる妄想に過ぎませんが、いつか “その時” が来たら、きっとお知らせしたいと思います。
Having a good opportunity, I visited Ms. Noriko Yoshida who had been the scriptwriter of “Dr. Koto” in Karuizawa, Japan. That was the second time for me to meet her.
Indeed, she has refreshingly frank personality and great scripts written by her made many TV dramas and films a major success in Japan.
Actually, I would love to produce a talk show between Mrs. Yoshida and Dr. Kenjiro Setoue, also known as the model of “Dr. Koto”, someday.
Although this “scheme” is, unfortunately, no more than my fantasy now, I’m sure that It must be interesting! I’m looking forward to the day when my reverie will become a reality.