日本には、自治医科大学の修学資金貸与や各大学の地域枠などによる、へき地・離島で勤務するための素晴らしいプログラムが存在します。ただ、へき地・離島での勤務期間(いわゆる義務年限)が数年に及ぶことや、へき地・離島で勤務しながら受動的に学べる仕組みが少ない点を懸念する先生もいらっしゃいます。
ゲネプロのプログラムは、これらを考慮し、へき地や離島でも受動的に学ぶ機会がある1年間限定のプログラム「Rural Generalist Program Japan」をスタートさせました。
スタートに至っては、へき地医療の先進国であるオーストラリアの州政府や学会などとの交流を重ねながら、2017年にオーストラリアへき地医療学会と提携を結び、以下のような特色のあるプログラムにしました。オーストラリアでの教育方法を日本で実践しやすいようにアレンジした1年間のプログラムといえます。
なお、本プログラムは、オーストラリアへき地医療学会(ACRRM) からプログラム認定を受けており、既定の要件を満たした上で修了試験に合格すると、認定証が授与されます。
ゲネプロの教育プログラム
7つの柱
ゲネプロの教育プログラム7つの柱
卒業生の声
卒業生が実際にどのような研修をして、その後どのように活躍しているか、もかなり気になる内容だと思います。我々のプログラムには、さまざまな背景の先生方が参加して下さっています。
何かしらの専門医(家庭医・救急医・整形外科医・麻酔科医など)を取得した段階で参加して下さった先生や、初期研修明けの3年目の先生、子育てをしながらお子さんも一緒にへき地・離島の研修病院へ赴任された先生もいらっしゃいます。ここでは、卒業生の先生方の声を集めました。
FAQよくある質問
「ゲネプロの教育プログラムに応募したら、どんな教育が受けられるの?」と思われる先生もいらっしゃると思います。これについてはゲネプロの研修プログラムをご覧いただきたいのですが、同時に「実際にどんな人が応募しているの?」「私は応募しても良いのかな?」という先生もいらっしゃると思います。よくある質問をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
へき地・離島で働いてみたいけど、知識や技術の習得ができるか心配
へき地・離島に必要とされる知識について毎週水曜日にオンラインで講義をしています。指導医は実際にへき地・離島で勤務経験のあるスペシャリストや我々のプログラムの卒業生です。また、研修病院では現地での…
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研修病院紹介
ゲネプロの前代表の斎藤学先生が全国各地の離島・へき地の病院をまわり、我々の理念と合致し、かつ現地で特色のある教育を提供している病院を皆さんに研修していただく病院としました。先生の学びたい内容と合致した病院で1年間研修をします。病院や地域の特色は病院をクリックするとご覧になれます。