プログラムの流れ
4月から翌年の3月までの12か月間を、各地の研修病院で勤務しながら学びます。研修先での12か月の勤務の間、ゲネプロ独自のプログラムとして、知識・手技の強化を目指し、オンラインやワークショップで実践的な指導を行います。ここでは、12か月の研修から3か月の選択研修の15か月間の大まかな研修プログラムの流れをご紹介します。
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国内離島・へき地研修(Domestic Training)
12カ月間
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ポイント
知識・手技の強化 （Medical Knowledge ＆ Skill Training）
オンラインでのディスカッションやレクチャー、および症例検討会のほか、年2回のワークショップを通じて、経験豊富な医師による実践的な指導が受けられます。
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日本の指導医(Rural Skills)
毎回、「離島やへき地で必要とされる手技」に焦点を当てて、日本人指導医による実践的な指導を受けられます。
眼科、耳鼻科、皮膚科や小外科、整形外科に泌尿器科、在宅医療のほか、麻酔科や産婦人科まで、実際の現場でさらに一歩踏み込んだ外来診療が可能となる手技力の獲得を目指します。1回／月
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ワークショップ（Rural Skills Workshop）
毎年、夏と冬の2回に分けて、各2日間のワークショップを開催し、オンラインでは習得しにくい手技や知識の強化を図ります。
ワークショップの内容は、小外科・麻酔科・産婦人科・整形外科・耳鼻科・眼科・皮膚科などの中から、研修生の研修状況や希望を加味した上で、最も適切な内容になるよう決定されます。2回／年
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ポイント
研修の評価 （Assessment）
オーストラリアへき地医療学会（ACRRM）の評価方法に基づいたフィードバックを行います。
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現地訪問（Clinical Visit）
診察の場面を実際にゲネプロの指導医が観察することで、研修生の知識や技術、コミュニケーションや 臨床判断の能力について、総合的に評価します。
また、研修の状況や進捗について、ゲネプロ指導医との振り返りが行われるほか、ラーニング・プランの確認や研修病院の指導医との意見交換も行います。そのほか、必要に応じて Web面談なども実施されます。3回／年
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短期研修(Short-termTraining)
１週間／年1回
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ポイント
海外短期研修 （Overseas Training）
オーストラリアなど、海外で開催されるへき地医療関連の学会またはワークショップに参加する機会が提供されます。
※外部サイトが開きます
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ポイント
国内短期研修 （Domestic Training）
ICLSやACLS、ALSOやBLSOなどのコースへの参加や先端的な取り組みを見学したり、RGPJの他施設への見学をご希望により参加する機会が提供されます。
選択研修(Elective Training)
3カ月間
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ポイント
海外研修 (Overseas Elective Training)
12カ月間の研修修了後には、海外への研修(最長3カ月間)を行うことができます。期間内であれば、研修先の組み合わせ方は自由です。
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オーストラリア(クイーンズランド州)へき地医療研修(Queensland Based Observership Rotation For JRGs)
クイーンズランド州と契約を交わした結果、州政府からのサポートを受けながらのへき地医療研修が可能となりました。
エメラルドやロングリーチ、木曜島など、へき地医療で有名な病院での研修や、ロイヤルフライングドクター(RFDS)や遠隔医療システム(Tele-Medicine)などの視察も交渉可能です。
※オーストラリアでの研修を希望する場合には、言語能力など諸条件をクリアする必要があります。 -
グローバルヘルス研修（Global Health Training）
クイーンズランド州以外でも、自己の責任と裁量の範疇において世界各地(※国内外を問わず)で研修に臨めます。以下は、歴代の研修生が実際に研修先として選んだ地域の一例です。
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ネパール
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モンゴル
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バングラデシュ
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ポイント
国内研修 （Domestic Elective Training）
産婦人科や麻酔科、整形外科など、更なる強化を図りたい専門分野について国内で研修を受けることも可能です。
研修修了後(Program Completion)
そのまま研修先の病院に残るもよし、元の病院に戻るもよし、あるいは故郷で地域医療に従事したり、海外留学にチャレンジしたりする道もあるでしょう。研修を修了した後のキャリアパスについても、可能な限りの選択肢を提供し、サポートいたします。
クイーンズランド州政府
（Queensland Based Rotation）
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Dr. Dilip Dhupelia
Director, Queensland Based Rotation For JRGs
クイーンズランド州のへき地医療部門（Queensland Country Practice）における絶対的なリーダーです。GP Obstetricianとして25年間へき地医療に従事したのち、同州政府の中心メンバーのひとりとして、クイーンズランド州のへき地医療プログラム（Queensland Rural Generalist Pathway）を構築されました。日本人研修生の受け入れにおいて、同州政府側の代表窓口を務めていただいています。根っからのラグビー好きであり、ラグビーW杯観戦は欠かさないそうです。
