記者会見で「親父の背中」プログラムを発表させていただきました

今月20日に東京で開かれた日本医師会の定例記者会見において、ゲネプロと益田市医師会との共同プロジェクトである「親父の背中」プログラムを発表させていただきました。

今回のような機会を得ることができたのも、記者会見の場に快く発表の席を設けてくださった日本医師会の横倉義武会長はもちろん、意欲と実現力とを兼ね備えた益田市医師会のお歴々をはじめとして、本当に多くの方々からの真摯なサポートがあってこそなのは間違いありません。

この場を借りまして、改めて心より厚く御礼申し上げさせていただきます。

 

「今日は、益田市の素晴らしい報告が控えてますので、私の話は前座です(笑)」

さて、肝心の記者会見はと言いますと、横倉先生の小粋な軽口のおかげで和やかな雰囲気の中で開幕。私も慣れない場にちょっと緊張し気味でしたので、何とも有難い限りでした(笑)

 

そして、「親父の背中」プログラムを発表するに際して、先陣を切ってくださったのは益田医師会の神﨑裕士会長。

ゲネプロと益田市医師会がタッグを組むに至った経緯や、益田市の苦しい医療事情、地域のニーズに応じた医師会の構造改革の歴史などについてお話していただいた後、私が襷を受け取り、同プログラムの詳細について説明いたしました。

さらに、頼もしくも殿を務めてくださった松本祐二副会長が、へき地という場所で学ぶ意義や、本プログラムが医師会員の生涯学習にも繋がる施策であることなど、多面的な観点から熱弁を揮い、我々の発表を締め括ってくださいました。

ちなみに、神﨑先生の発表の一部を映像に収めましたので、上の動画も是非ご覧ください。

 

また、大変ありがたいことに、記者会見には共同通信社、日本医事新報、m3.com、MedPeer、じほう(※敬称略)などの報道機関から、実に30名近くもの記者の方にお集まりいただきました。

多くの方々からご質問を賜りましたが、質問と一緒に前向きな関心もお寄せいただけているように感じられたことを、私自身とても嬉しく思っております。

 

さて、来る9月23日と24日の2日間にかけて、益田市医師会とのもう1つの共同プロジェクト「Rural GP Masterclass」が、島根県益田市にてついに開幕を迎えます。

このワークショップでは、その道一筋40年の “親父” たちが、腕によりを掛けて熟練の手技を若手医師に伝授。豚足や手羽先、鮎にギプスに顕微鏡など、実技指導に使用する物品をいそいそと準備する親父たちの姿は、まさに息子や娘の運動会の準備に勤しむ父親そのものです。

ゲネプロの面々も今日明日にも現地に駆け付け、益田市医師会とともに最後の追い込みを掛けたいと思います。

 

なお、m3.com中国新聞アルファにも、今回の記者会見の記事が公開されておりますので、宜しければそちらも併せてご覧ください。

 

 

As I had announced beforehand, We Genepro and Masuda-ishikai Medial Association have successfully made an announcement about the launch of “Daddy’s Back” program at the regular press conference of Japan Medical Association (JMA).

I would love to, again, thank everyone from the bottom of my heart, who has been providing strong support for us and our projects!

 

 

By the way, just in case you didn’t know yet, please let me inform you about the program again.

Actually, the Daddy’s Back program is a training program that was created under close cooperation with the Masuda-isikai Medical Association in order to solve a chronic shortage of doctors in Masuda-city, Shimane Prefecture.

Through the program, the registrars could accumulate many and various experience and knowledge in practical situations for two years from next April.

Plus, they are to get supported and trained by many veteran skilled supervisory doctors while working as a doctor at both hospitals and clinics in the city.

 

I strongly hope our announcement will give momentum to the Daddy’s Back program and the problems that the city has now could eventually be solved in the near future.

 

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